索引【きよ】
共益権(きょうえきけん)
common benefit rights(コモン・ベネフィット・ライツ)
●株主の権利のうち、会社の利益や運営に関する権利。
供給
(きょうきゅう)
●企業がモノを生産し、市場に出すこと。
●通常、企業は今ある機械設備や労働力を最大限使って、財・サービスを生み出すため、単に「供給」ではなく「潜在供給」ともいう。
●供給(潜在供給)を社会全体で捉えたものを「総供給」という。
供給曲線(きょうきゅうきょくせん)
supply curve(サプライ・カーブ)
●ある商品の価格と供給量(生産量)の関係をグラフで表したもの。
供給重視の経済学:SSE(きょうきゅうじゅうしのけいざいがく)
supply-side economics:SSE(サプライ・サイド・エコノミクス)
●フェルドシュタインやラッファーらに代表される学派。サプライサイド経済学ともいう。
供給重視モデル(きょうきゅうじゅうしもでる)
neoclassical model(ネオクラシカル・モデル)
●「総供給の大きさに合わせて総需要の大きさが決まる」と考える所得決定理論のこと。新古典派モデルともいう。
供給の法則
(きょうきゅうのほうそく)
●「価格が上がれば供給は増加し、価格が下がれば供給は減少する」という価格と供給の関係を表わす法則。
●例えば、価格が上がると、生産者は販売数量を増やして利益を増やそうと行動するので、供給も増加する。
●価格と供給は、「正の相関関係」にある。
強権貨幣(きょうけんかへい)
high-powered money(ハイパワード・マネー)
●ハイパワードマネーのこと。
競合性
(きょうごうせい)
●ある者が財を消費すると、他の者が消費できなくなること。
●私的財の特徴の1つ。消費の競合性、排他性ともいう。
●例えば、パン。ある者が食べてしまったパンを、他の者は食べることができない。
強制転換条項付株式(きょうせいてんかんじょうこうつきかぶしき)
mandatory convertible share(マンダトリー・コンバーティブル・シェア)
●会社側の都合で、他の種類の株式に強制転換できる株式。
競争価格
(きょうそうかかく)
●完全競争市場で決定される価格。
●たくさんの生産者と消費者によって、自由な競争が行われる「完全競争市場」で成立する市場価格のこと。
●独占企業が決める価格を「独占価格」という。
競争売買の原則(きょうそうばいばいのげんそく)
auction principles(オークション・プリンシプルズ)
●価格優先の原則と時間優先の原則。
協調介入(きょうちょうかいにゅう)
coordinated intervention(コーディネイティッド・インターベンション)
●各国と連携して同時に為替市場に介入する政策のこと。
共通農業政策:CAP(きょうつうのうぎょうせいさく)
Common Agricultural Policy:CAP(コモン・アグリカルチュラル・ポリシー)
●ローマ条約の目標の1つ。加盟国間の農産物価格を統一し、加盟国以外からの輸入に共通の課徴金を課すという政策。
巨視的経済学(きょしてきけいざいがく)
macroeconomics(マクロエコノミクス)
●国全体(社会全体)の経済活動(取引)の大きさや変化を分析する学問のこと。マクロ経済学ともいう。
巨視的分析(きょしてきぶんせき)
macroanalysis(マクロアナリシス)
●マクロ経済学の研究テーマである「所得(一国の取引量の大きさ)」が十分な規模にあるかどうかを捉える分析。マクロ分析、所得分析、国民所得分析ともいう。
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