索引【きよ】

共益権(きょうえきけん)

common benefit rights(コモン・ベネフィット・ライツ)
●株主の権利のうち、会社の利益や運営に関する権利。

供給

(きょうきゅう)

供給

企業がモノを生産し、市場に出すこと。
通常、企業は今ある機械設備や労働力を最大限使って、サービスを生み出すため、単に「供給」ではなく「潜在供給」ともいう。
供給(潜在供給)を社会全体で捉えたものを「総供給」という。

 

【参考】【動画版】 ビジネス(経済)の常識 12選

供給曲線(きょうきゅうきょくせん)

supply curve(サプライ・カーブ)
●ある商品の価格と供給量(生産量)の関係をグラフで表したもの。

供給重視の経済学

(きょうきゅうじゅうしのけいざいがく)

供給重視の経済学

フェルドシュタインやラッファーらに代表される学派。「サプライサイド経済学」、「SSE」ともいう。
「供給側の要因が国民所得の大きさを決める」という供給サイドを重視する理論を展開している。
不況の原因は、税制やインフレが資本や労働などの供給面を阻害していることにあるとして、減税(所得税や法人税の引き下げ)によって投資を刺激すべきだと主張した。この主張は、レーガン政権下の経済政策「レーガノミクス」に大きな影響を与えた。

供給重視モデル

(きょうきゅうじゅうしもでる)

供給重視モデル

供給サイドを重視したモデル。新古典派モデルのことを意味する。
経済が「均衡状態にある長期」を想定していることから、長期均衡モデルともいう。

供給の法則

(きょうきゅうのほうそく)

供給の法則

価格が上がれば供給は増加し、価格が下がれば供給は減少する」という価格と供給の関係を表わす法則。
例えば、価格が上がると、生産者は販売数量を増やして利益を増やそうと行動するので、供給も増加する。
価格と供給は、「正の相関関係」にある。

 

【参考】【動画版】 ビジネス(経済)の常識 12選

強権貨幣(きょうけんかへい)

high-powered money(ハイパワード・マネー)
●ハイパワードマネーのこと。

競合性

(きょうごうせい)

競合性

ある者がを消費すると、他の者が消費できなくなること。
私的財の特徴の1つ。消費の競合性排他性ともいう。
例えば、パン。ある者が食べてしまったパンを、他の者は食べることができない。

強制転換条項付株式(きょうせいてんかんじょうこうつきかぶしき)

mandatory convertible share(マンダトリー・コンバーティブル・シェア)
●会社側の都合で、他の種類の株式に強制転換できる株式。

競争価格

(きょうそうかかく)

競争価格

完全競争市場で決定される価格
たくさんの生産者消費者によって、自由な競争が行われる「完全競争市場」で成立する市場価格のこと。
独占企業が決める価格を「独占価格」という。

競争売買の原則(きょうそうばいばいのげんそく)

auction principles(オークション・プリンシプルズ)
●価格優先の原則と時間優先の原則。

協調介入(きょうちょうかいにゅう)

coordinated intervention(コーディネイティッド・インターベンション)
●各国と連携して同時に為替市場に介入する政策のこと。

共通農業政策:CAP(きょうつうのうぎょうせいさく)

Common Agricultural Policy:CAP(コモン・アグリカルチュラル・ポリシー)
●ローマ条約の目標の1つ。加盟国間の農産物価格を統一し、加盟国以外からの輸入に共通の課徴金を課すという政策。

巨視的経済学

(きょしてきけいざいがく)

巨視的経済学

国全体(社会全体)の経済活動(取引)の大きさや変化を分析する学問のこと。マクロ経済学ともいう。
取引成立後に着目し、所得分析から、社会的に最も望ましい経済規模(国民全体が幸せ)を探求する。
マクロ経済学の創始者は、イギリスの経済学者ジョン・メイナード・ケインズである。

 

【参考】経済の捉え方  経済理論

巨視的分析

(きょしてきぶんせき)

巨視的分析

マクロ経済学の研究テーマである「所得(一国の取引量の大きさ)」が十分な規模にあるかどうかを分析。
マクロ分析、所得分析、国民所得分析ともいう。

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