索引【かか】

価格

(かかく)

価格

商品)1単位の値段のこと。商品の価値を貨幣で表したもの。
取引成立の鍵は価格にある。取引では、価格がモノの生産量と消費量を調整する役割を果たす。
市場で決まる価格のことを市場価格という。
ミクロ経済学では、価格の役割から経済のしくみを分析する。これを価格分析という。

 

【参考】【動画版】 ビジネス(経済)の常識 12選

価格:ミクロ経済学の研究

(かかく:みくろけいざいがくのけんきゅう)

価格:ミクロ経済学の研究

ミクロ経済学の研究テーマは「価格」。
ミクロ経済学では、価格の役割から経済のしくみを分析する。これを「価格分析」という。

価格機構:価格メカニズムの同義語

(かかくきこう:かかくめかにずむのどうぎご)

価格機構:価格メカニズムの同義語

価格調整により市場取引を成立させるしくみのこと。価格の働きに着目した用語。
価格メカニズム(プライス・メカニズム price mechanism)のプライス(price)は「価格」、メカニズム(mechanism)は「機構」と訳す。
したがって、価格メカニズム=プライス・メカニズム=価格機構=価格調整メカニズム となり、これらはすべて同義語。
【参考】市場  市場メカニズム  価格メカニズム

価格システム

(かかくしすてむ)

価格システム

価格によって資源を配分するしくみのこと。
米国の経済学者であるスティグリッツ氏は、価格システムについて「価格が、希少資源を配分するうえで用いられる経済システムである」と解説している。
市場システム(市場経済体制によって資源を配分するしくみ)と、概ね同じ意味。

価格受容者(かかくじゅようしゃ)

price taker(プライス・テイカー)
●完全競争市場において、価格を受容して行動する参加者(生産者や消費者)のこと。

価格調整

(かかくちょうせい)

価格調整

需要と供給の差が生産物の価格で調整されること。
この価格による需給の調整を「市場メカニズム(価格メカニズム)」という。
新古典学派は、「市場では、市場メカニズムが働く」として、需給の不均衡は価格で調整されると考えた。

価格調整メカニズム:価格メカニズムの同義語

(かかくちょうせいめかにずむ:かかくめかにずむのどうぎご)

価格調整メカニズム:価格メカニズムの同義語

価格調整により市場取引を成立させるしくみのこと。価格の働きに着目した用語。
価格メカニズム(プライス・メカニズム price mechanism)のプライス(price)は「価格」、メカニズム(mechanism)は「機構」と訳す。
したがって、価格メカニズム=プライス・メカニズム=価格機構=価格調整メカニズム となり、これらはすべて同義語。
【参考】市場  市場メカニズム  価格メカニズム

価格と取引

(かかくととりひき)

価格と取引

取引は、企業が売りたいと考える供給量(生産量)と、家計が買いたいと考える需要量(消費量)が一致する価格水準で行われる。
取引成立の鍵は、価格にある。
経済の本質は、交換活動に見出せる。交換活動の視点から、経済=取引と捉えられる。

価格の硬直性(かかくのこうちょくせい)

price rigidity(プライス・リジディティ)
●価格メカニズムが機能せず、商品の価格が変動しないこと。

価格の伸縮性(かかくのしんしゅくせい)

price flexibility(プライス・フレキシビリティ)
●価格メカニズムが機能して、均衡に向かって価格が柔軟に動くこと。

価格の役割

(かかくのやくわり)

価格の役割

取引(モノとお金の交換)では、価格がモノの生産量と消費量を調整する役割を果たす。
家計は、価格が低いほど、効用(満足度)を最大化できるので、消費量を増やす。
企業は、価格が高いほど、収益を最大化できるので、生産量を増やす。

価格分析

(かかくぶんせき)

価格分析

ミクロ経済学の研究テーマである「価格」の役割から、経済のしくみを捉える分析。
微視的分析、ミクロ分析ともいう。

価格メカニズム

(かかくめかにずむ)

価格メカニズム

商品の価格が変化することで、需要と供給が等しくなるように調整されるしくみのこと。
価格メカニズムが働くと、市場は好ましい状態(均衡状態)に導かれ、最適な資源配分が実現できる。
「市場メカニズム」ともいう。

 

【参考】市場  市場メカニズム  価格メカニズムの同義語

価格メカニズム:アダム・スミスの理論

(かかくめかにずむ:あだむすみすのりろん)

価格メカニズム:アダム・スミスの理論

『国富論』におけるアダム・スミスの考えは、「個人が自らの効用や利益を最大化させるように行動するとき、市場では「見えざる手」の力が働いて最適な資源配分が行われ、社会(一国全体)の総効用(満足度)は最大化される」というもの。
見えざる手の働きのことを「価格メカニズム」という。
この学説は、ミクロ経済学の主要理論となった。これを「均衡理論」という。

価格メカニズムが働く

(かかくめかにずむ:はたらく)

価格メカニズムが働く

価格メカニズムが働く市場では、企業は生産物をすべて売ることができる。なぜなら、生産物が売れ残りそうになると、ただちに価格が下がって、買い手(需要)が現われるため。この「生産物はすべて売れる」という理論を「セイの法則」という。
新古典学派は、市場では価格メカニズムが働くため、需給の不均衡は価格で調整されると考えた。これを「価格調整」という。
超過供給の場合には、価格が下落することで、需要が増えて均衡する。逆に、超過需要の場合には、価格が上昇することで、需要が減って均衡する。
価格メカニズムが働くと、総供給の大きさが国民所得の水準を決定する。

価格メカニズムが働かない

(かかくめかにずむがはたらかない)

価格メカニズムが働かない

ケインズ学派は、「市場では、価格メカニズムが働かない」として、需給の不均衡は数量で調整されると考えた。これを「数量調整」という。
超過供給の場合には、数量が減少することで、供給が減って均衡する。
生産物がどれだけ売れるかは、需要の大きさで決まる。この「総需要に合わせるように総供給が調整される」という理論を「有効需要の原理」という。
価格メカニズムが働かない市場では、総需要の大きさが国民所得の水準を決定する。

価格メカニズムと国民所得の水準

(かかくめかにずむとこくみんしょとくのすいじゅん)

価格メカニズムと国民所得の水準

価格メカニズムが働く場合、総供給の大きさが国民所得の水準を決定する。この理論は、「生産物はすべて売れる」という新古典学派の「セイの法則」で説明される。
一方、価格メカニズムが働かない場合、総需要の大きさが国民所得の水準を決定する。この理論は、「需要の大きさに合わせて、総供給水準である総生産量(国民所得)が調整される」というケインズ学派の「有効需要の原理」で説明される。

価格メカニズムの同義語

(かかくめかにずむのどうぎご)

価格メカニズムの同義語

価格調整により市場取引を成立させるしくみのこと。価格の働きに着目した用語。
価格メカニズム(プライス・メカニズム price mechanism)のプライス(price)は「価格」、メカニズム(mechanism)は「機構」と訳す。
したがって、価格メカニズム=プライス・メカニズム=価格機構=価格調整メカニズム となり、これらはすべて同義語。

価格優先の原則(かかくゆうせんのげんそく)

price priority(プライス・プライオリティ)
●「売り」は一番安く売りたいという注文(値段)が優先し、「買い」は一番高く買いたいという注文(値段)が優先する。

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