索引【にち】

日銀

(にちぎん)

日銀

日本の中央銀行。1882(明治15)年に、日本銀行条例に基づいて創設された。日本銀行を略した呼び方。
(1)発券銀行、(2)銀行の銀行、(3)政府の銀行 という3つの機能があります。
長期的には、物価の安定が適切な雇用水準の維持や適正な経済成長をもたらすとして、重要視している。

 

【参考】日本銀行  日本銀行条例

日銀介入(にちぎんかいにゅう)

Bank of Japan intervention(バンク・オブ・ジャパン・インターベンション)
●急激な為替相場の変動による悪影響を抑えるために、日本銀行が外国為替の売買を行う異例の政策のこと。為替介入、外国為替平衡操作(為替平衡操作、平衡操作)、市場介入ともいう。

日銀券

(にちぎんけん)

日銀券

日本銀行が発行する紙幣のこと。日銀券ともいう。
日本銀行券は、1万円札、5千円札、千円札を合わせて、年間30億枚ずつ製造されている。
日本銀行券は、2024年度上期を目途に、新1万円券(渋沢栄一)、新5千円券(津田梅子)新千円券(北里柴三郎)が発行される。
紙幣には、政府が発行する「政府紙幣」と日本銀行が発行する「日本銀行券」がある。

 

【参考】紙幣  政府紙幣  日本銀行券

日銀考査(にちぎんこうさ)

bank supervision by the Bank of Japan(バンク・スーパービジョン・バイ・ザ・バンク・オブ・ジャパン)
Bank of Japan's examination of banks(バンク・オブ・ジャパンズ・イグザミネイション・オブ・バンクス)
●日本銀行が金融機関に立ち入り調査を行うことで、経営実態や管理体制を把握するもの。

日銀総裁(にちぎんそうさい)

Bank of Japan Governor(バンク・オブ・ジャパン・ガバナー)
●日本銀行の最高責任者のこと。

日銀適格担保(にちぎんてきかくたんぽ)

eligible bill as a collateral for BOJ(エリジブル・ビル・アズア・コラタラル・フォー・ビーオージェー)
●日銀からの借入の担保に使用できるもの。

日銀当座預金(にちぎんとうざよきん)

deposit at the Bank of Japan(デポジット・アト・ザ・バンク・オブ・ジャパン)
●民間金融機関が日本銀行に預けている当座預金のこと。

日銀当預(にちぎんとうよ)

deposit at the Bank of Japan(デポジット・アト・ザ・バンク・オブ・ジャパン)
●民間金融機関が日本銀行に預けている当座預金のこと。

日銀特融(にちぎんとくゆう)

●日本銀行が信用秩序の維持を目的として、金融機関に対して行う特別融資。

日銀ネット(にちぎんねっと)

Bank of Japan financial network system(バンク・オブ・ジャパン・フィナンシャル・ネットワーク・システム)
●日本銀行と金融機関との間の資金決済を、オンラインで処理するシステム。

日銀法

(にちぎんほう)

日銀法

日本銀行を設置するための法律。日本銀行法ともいう。
1942(昭和17)年には、日本銀行条例にかわって「日本銀行法」が制定された(旧日銀法)。これにより、兌換義務のない「不換紙幣」が発行できるようになり、法律上も兌換の義務がなくなった。
現在の日本銀行法は、中央銀行としての「独立性」を明確にすること、政策の決定内容や決定過程の「透明性」を高めることを理念に全面的に改正され、1998(平成10)年に施行した(新日銀法、改正日銀法)。

 

【参考】不換紙幣  兌換  日本銀行  日本銀行条例  日本銀行法

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