よくわかる!金融用語辞典 【債券(5)債券の利回り】

債券(5)債券の利回り

債券(さいけん)
bond(ボンド)

債券(5)債券の利回り

投資した元本に対する収益の割合
直利、単利、複利の3つの利回り尺度がある

 

利回りとは、投資した元本に対する債券収益の割合のことです。1年当たりの収益率を年利回りといい、%で表示します。たとえば、投資元本100円に対して1年間に10円の収益がある時、利回りは、10÷100✕100で10%と計算します。

 

「利回り」の計算式は、収益のどの部分に着目するかや、再投資収益を元本に組み入れるか等の違いから、「直利・単利・複利」の3つに分類できます。

 

債券(5)債券の利回り

 

≪直利(直接利回り)≫

 

直利(直接利回り)は、投資した金額に対して支払われるクーポン収入の割合のことです。直利は、年間クーポン収入を分子、投資元本を分母とする割り算で求められます。単年度の採算を重視する場合に利用される指標です。

 

≪単利(単利利回り)≫

 

単利(単利利回り)は、単年度で収益率を測定する方法です。元本金額は翌年以降も変わりません。日本では、利付債の取引には、単利ベースの利回りを使っています。

 

◆利付債の単利利回り

 

利付債の単利利回りは、債券の保有期間の違いから、「所有期間利回り」、「応募者利回り」、「最終利回り」と異なる呼び方をします。

 

所有期間利回りとは、債券を購入して、満期を待たずに売却した場合の利回りのことです。
応募者利回りとは、債券を発行時から最終償還日まで所有した場合の利回りのことです。
最終利回りとは、すでに発行されている債券を最終償還日まで所有した場合の利回りのことです。

 

債券(5)債券の利回り

 

≪複利(複利利回り)≫

 

複利(複利利回り)は、今年度の元利合計を翌年の元本として計算する利回りです。クーポン収入が新たな元本に組み込まれます。
クーポン収入を銀行に預ければ、いくらかの利息が付くはずです。この再投資収益を利回りに反映させる方法です。欧米の債券市場では、一般に複利利回りが使われています。

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