FAAフィナンシャル・アーティスト・アカデミー株式会社
          
Financial Artist Academy 
                                                                        

  ◆金融大学(非公式の大学)  一般教養雑学集

  よくわかる!金融用語辞典  ◆経済ニュース

金融大学  知っとく計算術

講師 : 有馬秀次

第3回 ○2×○2の計算

索引へ戻る

金融大学へ戻る 

皆さん、こんにちは!知っておくと便利な計算法を紹介していきます。簡単なので、どんどん覚えて使ってみてください。第3回目は、同じ数字どうしを掛け合わせる2乗の計算法です。10の位が同じで、1の位が1か2の時の計算法を紹介します。〇1×〇1、〇2×〇2の場合の計算法です。

あなたは、12×12=? を暗算で計算できますか?
答えは、
144です。この計算も3秒あれば誰でも計算できますよ!

≪種明かし≫

その計算方法は、10の位の数×10の位の数1×1=1)と計算します。これが100の位の答えです。
次に、
10の位の数と1の位の数を掛けたものを2倍します(1×2×2=4)。これが10の位の答えとなります。
最後に、
1の位の数×1の位の数2×2=4)が1の位の答えです。
数字をつなげると、答えは、
144となります。

下記の掛け算を暗算でやってみよう。10の位の計算に注意してください。

 11×11=1

 1×1 1×1×2 1×1

 12×12=1

 1×1 1×2×2 2×2

 21×21=4

 2×2 2×1×2 1×1

 22×22=4

 2×2 2×2×2 2×2

 31×31=9

 3×3 3×1×2 1×1

32×32の計算は、上記の計算ルールが通用しません。10の位の計算結果が2桁になるからです。

3×2×2=12 !!

100の位の計算結果9に、1を加えてやらないといけないのです。
9+1=10を100の位の答えとします。あるいは、90+12=102を10位の答えとします。
1の位の答えの4を付け足して、答えは
1024となります。

32×32=1024

3×3=9

3×2×2=12

2×2=4

         

90+12=102

と  4

計算がややこしくなってきました。スムーズに暗算するには、10の位の計算を最初にして、桁上がりする数字を指で数えて覚えておきます。
100の位の計算結果にこれを足して、100の位の答えを出します。
10の位と1の位の答えはすぐに計算できるはずです。

92×92=? を計算してみよう。

92×92=8464

9×9=81

9×2×2=36

2×2=4

          

810+36=846

と  4

               

             

計算方法

11×11= 121

1×1 1×1×2 1×1

12×12= 144

1×1 1×2×2 2×2

21×21= 441

2×2 2×1×2 1×1

22×22= 484

2×2 2×2×2 2×2

31×31= 961

3×3 3×1×2 1×1

32×32=1024

3×3 3×2×2 2×2

41×41=1681

4×4 4×1×2 1×1

42×42=1764

4×4 4×2×2 2×2

51×51=2601

5×5 5×1×2 1×1

52×52=2704

5×5 5×2×2 2×2

61×61=3721

6×6 6×1×2 1×1

62×62=3844

6×6 6×2×2 2×2

71×71=5041

7×7 7×1×2 1×1

72×72=5184

7×7 7×2×2 2×2

81×81=6561

8×8 8×1×2 1×1

82×82=6724

8×8 8×2×2 2×2

91×91=8281

9×9 9×1×2 1×1

92×92=8464

9×9 9×2×2 2×2

◆なぜ、こんな計算ができるのか?
文字式で調べてみましょう。
10の位を10×a 、1の位をbとおきます。
a、bは、それぞれ1から9までの数字です。
上記の2桁の同じ数どうしの掛け算は、(10×a+b)×(10×a+b)とおけます。
10×aは、10aとしてあらわします。

(10a+b)×(10a+b)の計算をしてみましょう。
この式を展開すると、

(10a+b)×(10a+b)

=10a×10a+10a×b+b×10a+b×b

 

=(10a×10a)+(10a×b+b×10a)+(b×b)

 

=(10a×10a)+〔(10a×b)×2〕+(b×b)

 

=(10a×10a)+(2ab×10)+(b×b)

 

=(100×a×a)+2ab×10+(b×b)

となります。

10の位の数字と10の位の数字を掛けたものが、100の位の答え
10の位の数字と1の位の数字を掛けて2倍したものが、10の位の答え
1の位の数字と1の位の数字を掛けたものが、1の位の答えであることがわかります。

この計算も、乗法公式を応用したものです。

         

 (a+b)

 a

2ab

 b

       

              

≪まとめ≫

〇▲ × 〇▲ = 〇 × 〇 + 2 × 〇 × ▲ + ▲ × ▲


乗法公式の応用

 (a+b)

 a

2ab

 b

             ≪問題≫                       ≪ヒント≫

12×120=?

144 と 0

71×710,000=?

5041 と 0000

31×3100=?

961 と 00

61×0.61=?

3721 と −00

11×11+1000=?

121+1000

42×42−4=?

1764−4

81×81+1=?

6561+1

51×51−1=?

2601−1

91×91×100=?

8281 と 00

10

22×22×100=?

484 と 00

≪解答≫

1440

1760

50,410,000

6562

96,100

2600

37.21

828,100

1121

10

48,400

フィナンシャル・アーティスト・アカデミー株式会社

ご利用上の注意(免責事項)

索引に戻る