よくわかる!金融用語辞典 【ビッド・レートとオファー・レート】

ビッド・レートとオファー・レート

ビッド・レート
bid rate(ビッド・レート)
オファー・レート
offer rate(オファー・レート)

ビッド・レートとオファー・レート

ビッド・レート…買い手が提示するレート
オファー・レート…売り手が提示するレート

 

ビッド・レート(bid rate)は、買い手が提示するレートです。オファー・レート(offered rate)は、売り手が提示するレートです。

 

直物相場は、ビッド・レート(買いレート)と、オファー・レート(売りレート)の両方で建値されます。ビッドとオファーの両建てで建値することを、ツー・ウエイ・クォーテーションといいます。

 

例えば、1ドルは、¥110.10-15のように建値されます。110円10銭がビッド・レート、110円15銭がオファー・レートです。これは、建値を提示した銀行から見て、「1ドルを110円10銭なら買います。1ドルを110円15銭なら売ります。」という意味です。

 

ビッド・レートとオファー・レート

 

ビッドとオファーの差のことを、スプレッドといいます。スプレッドとは、利鞘(りざや)です。売買の差額として得た利益のことです。

 

買い手と売り手の、両方の希望を受けてレートを決める方式を、オファー・ビッド方式といいます。

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参考ファイル

 

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