よくわかる!金融用語辞典 【スワップ付き外貨預金とオープン外貨預金】

スワップ付き外貨預金とオープン外貨預金

スワップ付き外貨預金(すわっぷつきがいかよきん)
swap foreign currency deposit(スワップ・フォーリン・カレンシー・デポジット)
オープン外貨預金(おーぷんがいかよきん)
open foreign currency deposit(オープン・フォーリン・カレンシー・デポジット)

スワップ付き外貨預金とオープン外貨預金

スワップ付き外貨預金…満期日の為替予約レートを現時点で確定
オープン外貨預金…輸入代金の支払いを、外貨預金の外貨で直接行う

 

外貨預金には、為替予約を付けることができます。為替予約を付けたものを「スワップ付き外貨預金」といいます。これに対して、為替予約が付いていないものを「オープン外貨預金」といいます。

 

スワップ付き外貨預金とオープン外貨預金

 

≪スワップ付き外貨預金≫

 

スワップ付き外貨預金は、満期日の為替予約レートを現時点で確定しておくものです。満期日に戻ってくる預金円貨額を、確定させておくことができます。スワップ付き外貨預金の預金利回りは、国内の預金金利とほとんど同じになります。なぜなら、海外金利と国内金利の差が、予約レートに反映しているからです。

 

≪オープン外貨預金≫

 

オープン外貨預金は、輸入取引などの外貨債務のヘッジに利用することができます。ヘッジとは、リスクを回避するという意味です。オープン外貨預金では、輸入代金の支払いを、外貨預金の外貨で直接行えます。外貨と円との交換が発生しないので、為替リスクから回避できるというわけです。

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