よくわかる!金融用語辞典 【ローソク足(2)ローソク足の種類】

ローソク足(2)ローソク足の種類

ローソク足(ろーそくあし)
candlestick chart(キャンドルスティック・チャート)

ローソク足(2)ローソク足の種類

陽線…終値が値上り(相場の勢いが強い)
陰線…終値が値下り(相場の勢いが弱い)
同時線…始値と終値が同じ

 

ローソク足の足型には、大きく分けて、「陽線」、「陰線」、「同時線」の3種類があります。株価の動き方は、独特の形のローソクとして表れます。

 

「陽の丸坊主」は、相場の勢いが一番強い陽線です。始値から終値まで、一方的に値上がりしたときです。ローソクにひげはありません。ひげのないローソク足のことを「丸坊主」といいます。

 

「陽の大引け坊主」は、始値から一旦値下がりして、終値にかけて値上がりで終わったときの陽線です。ローソクの下にだけ、ひげがあります。

 

「寄引同時線」は、始値と終値が同じである場合、プラス記号に似た十字型の線になります。相場が一服している状態です。ひげが長いプラス線ほど、売り買いの攻防が激しいことを示します。相場の転換点に出やすい線です。

 

「四値同時線」は、寄引同時線の取引が少ない場合で、単なるマイナス記号に似た線になります。気乗りのしない薄商いの状態を示します。同時線の相場の勢いは、ちょうど中ごろです。

 

「陰の寄付坊主」は、始値から大きく値下がりして、終値にかけて少し持ち直したときの、少し弱い陰線です。ローソクの下にだけ、ひげがあります。

 

「陰の丸坊主」は、始値から終値まで、一方的に値下がりしたときの陰線です。相場の勢いがいちばん弱いと考えられます。ローソクにひげはありません。

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