よくわかる!金融用語辞典 【株式(2)株券と債券の違い】

株式(2)株券と債券の違い

株式(かぶしき)
share of stock(シェア・オブ・ストック)

株式(2)株券と債券の違い

株券…償還期限がない。会社の業績への期待感で株価が動く。
債券…償還日がある。市場金利の水準で価格が動く。

 

株券も債券も、企業の長期の資金調達手段です。

 

債券には償還日があります。必ず期日までに返済されます。利子もつきます。

 

株券には償還期限がありません。したがって返済されません。利子もありません。集めたお金は会社の資本になります。会社に利益が出れば配当が受けられますが、会社が倒産すると株券の価値はなくなります。

 

債券の価格は市場金利の水準で動きますが、株価は会社の業績への期待感で動きます。会社の業績が好調であれば、株価が2倍になることもあります。

 

逆に、株価が値下がりして、元本割れを起こすこともあります。株価が上がると予想して買った株が急激に値下がりしてしまうことを、「値下がりリスク」といいます。このリスクは、投資期間を長くすることによって減らすことができます。

 

株式投資にリスクはつきものです。債券への投資に比べてリスク(相場変動の危険)が大きいのも株式投資の特徴です。

スポンサーリンク

金融大学TOP > よくわかる!金融用語辞典 > 株式(2)株券と債券の違い

 このエントリーをはてなブックマークに追加 

トップへ戻る