よくわかる!金融用語辞典 【クレジット・デフォルト・スワップ】

クレジット・デフォルト・スワップ

クレジット・デフォルト・スワップ
credit default swap(クレジット・デフォルト・スワップ)
CDS

クレジット・デフォルト・スワップ

 

クレジット・デフォルト・スワップ

 

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(1)クレジット・デフォルト・スワップってなあに?

 

クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)とは、貸付債権や社債の信用リスクを売買するオプション取引です。

 

クレジット・デフォルト・スワップ

 

≪CDSの特徴≫

 

信用リスクの売買である

 

CDSは、債権を保有したまま、信用リスクのみを移転することができます。
信用リスクの売買は、一言でいえば補償の取引ですが、デリバティブという取引形態をとることによって、多種多様な商品が生み出されています。

 

クレジットデリバティブ商品である

 

クレジットデリバティブは、信用リスクをヘッジする目的で開発された金融派生商品(デリバティブ)です。
従来のデリバティブでは市場リスクを売買しますが、クレジットデリバティブでは信用リスクを売買します。

 

オプション取引である

 

CDSには、「スワップ(交換)」という名前がついていますが、クレジットイベント(債務不履行や破たんなどの信用事由)が起こった場合だけ、お金が支払われるオプション取引です。

 

投機的商品である

 

CDSは、保険や保証の取引のように、債権(現物)を保有している必要はありません
契約期間中に当該債権を売ってしまうことが可能であり、投機的商品としての性格を持っています。

 

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