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取引とは、商品(財やサービス)とお金を交換することです。
取引は、売り手と買い手が「ある価格」で交換に合意することで成立します。取引が成立すると、価格と取引量が決まります。
経済活動が盛んになると取引量が増え、経済活動が沈滞すると取引量が減ります。したがって、経済は取引として捉えられます。
取引によって、モノは円滑に流れるようになり、生産者と遠く離れた人々にも届けられるようになりました。取引は、社会の隅々にまで、モノを分配する役割を果たしています。
◆経済=取引
■「経済主体」が取引を行う
経済活動の担い手である生産者や消費者のことを経済主体といいます。経済主体は、経済を構成する単位として、企業部門や家計部門などにわけられます。
■「市場」=取引の場
たくさんの売り手(供給)と買い手(需要)が集まって取引を行う場を市場といいます。たとえば、財市場では、モノ(財)を交換(売買)する取引を行っています。
■「均衡した分」だけ取引が起こる
市場では、需要と供給が均衡(一致)した分だけ、取引が起こります。
市場メカニズムが働くと、売り手(供給側)と買い手(需要側)はともに満足している状態で、取引が成立します。このときの取引量は、売れ残りも品不足もない最適な生産量となり、望ましい経済が実現します。
市場メカニズムが機能していると、市場の「取引」が自ずと経済の勢いを調整します。
■「総取引量」=経済の大きさ
個々の取引を集計したものを総取引量といいます。総取引量は、経済の大きさをあらわすもので、「総取引額」として金額で捉えます。
■「価格」=取引の値段
市場に参加するたくさんの売り手と買い手が合意する商品の交換比率を市場価格といいます。価格は、市場参加者が決めた財の価値をあらわします。
取引の成立は価格で決まります。そのため、総取引量と価格には、密接な関係があります。
(2008年6月更新)
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