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国際通貨制度とは、国際通貨を使った決済制度や国際収支の調整方法に関するきまりのことをいいます。
≪国際通貨制度の移り変わり≫
国際間の決済で通貨の基準となったのは、「金」です。金を通貨の尺度とする金本位制のもとでは、経済力と軍事力が強く、金を豊富に保有する国の通貨が国際通貨として利用されました。
19世紀には英ポンドが、20世紀半ばには米ドルが、国際通貨として使われてきました。金本位制のもとでは、各国の通貨が金と一定比率で交換される固定為替相場制を維持することができました。しかし、英ポンドや米ドルによる固定為替相場制は、これらの国の経済力や軍事力が低下するとともに崩壊してしまいました。
20世紀の後半から現在までは、通貨の交換レートが市場で決められる変動為替相場制に移っています。為替レートを安定させることが、大きな課題となっています。新しい通貨体制を模索しているところです。
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英ポンドと金本位制(1816〜1931)
◆1816年 1ポンド金貨鋳造
金1オンス(約31g)=3ポンド17シリング10ペンス半
…… 固定為替相場制
◆1844年 イングランド銀行 …… ポンド紙幣と金の兌換を保証
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管理通貨制度(1931〜1945)
◆金本位制廃止 ……
為替切り下げ競争、輸入制限、ブロック経済
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ブレトンウッズ体制(1945〜1971)
◆国際通貨基金(IMF)と国際復興開発銀行(IBRD)の設立を決定
◆IMFは、ドルを金とならぶ国際通貨とした(金ドル本位制)
金1オンス=$35 変動幅 1% ……
固定為替相場制
◆1971年8月 ニクソン・ショックにより、ブレトンウッズ体制崩壊となる
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スミソニアン体制(1971〜1973)
◆ドルの切り下げと為替変動幅の拡大を決定
金1オンス=$38 変動幅 2.25%
◆1973年 主要先進国は変動為替相場制に移行、スミソニアン体制崩壊となる
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変動相場制(1973年〜)
◆1976年1月 IMFの暫定委員会で、変動為替相場制の正式承認を含む、IMF協定の
第2次改正を決定、金が廃貨となる(キングストン合意:1978年4月発効)
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(2006年1月更新)
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