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投機的需要とは、投機的動機にもとづく貨幣需要のことで、資産需要ともいいます。投機的需要は、L2と表記します。

≪投機的需要と利子率≫
金融資産を「貨幣と債券のどちらで保有するか」という判断は、利子率の水準で決まります。
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金融資産 |
リスク |
流動性 |
利子 |
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貨幣 |
ない
(安全資産) |
高い
(いつでも使える) |
つかない |
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債券
(貨幣以外) |
ある
(危険資産) |
低い
(すぐに使えない) |
つく |
貨幣は、流動性が高い(現金としていつでも使える)ですが、利子はつきません。利子率が低ければ、「安全で流動性の高い貨幣」を資産として保有する人が増えるので、投機的需要は増えます。
利子率が下がると投機的需要が増加することを、「投機的需要は、利子率の減少関数である」といいます。
一方、債券は、流動性は低い(現金としてすぐに使えない)ですが、かわりに利子がつきます。利子率が高ければ、「危険で流動性の低い債券」を資産として保有する人が増えるので、投機的需要は減ります。
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利子率が低い
→
貨幣を保有する人が増える →
投機的需要が増える
利子率が高い
→ 債券を保有する人が増える
→
投機的需要が減る |
貨幣を安全資産として手元に保有しようとする欲望のことを流動性選好といいます。利子率が低いほど、流動性選好の傾向は強くなり、投機的需要は増加します。これを流動性選好説といいます。
≪貨幣需要の分類≫
ケインズは、貨幣需要を取引需要(国民所得に依存して決まる)と、投機的需要(利子率に依存して決まる)からなると仮定しました。
(2006年2月更新)
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