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貨幣需要とは、財を買うために必要な貨幣を保有することをいいます。

貨幣需要量(L)は、L=eY−fi+h という数式で表されます。これを実質貨幣需要関数といいます。
L:貨幣需要量、e:貨幣需要の所得弾力性、Y:国民所得、f:貨幣需要の利子弾力性、I:利子率、h:正の定数
≪貨幣需要の分類≫
ケインズは、人々が貨幣を保有する動機を取引的動機、予備的動機、投機的動機の3つの要因からなるとして、貨幣需要は取引需要(L1)と、投機的需要(L2)からなると考えました。
取引的動機と予備的動機による貨幣需要を取引需要といい、ここではL1で表します。取引需要は、国民所得に依存して決まります。一方、投機的需要による貨幣需要を投機的需要といい、ここではL2で表します。投機的需要は、利子率に依存して決まります。
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(ケインズ)
貨幣保有の動機 |
取引的動機 |
取引需要(L1)
国民所得が増加
→
取引需要が増加 |
⇒
貨幣需要 |
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予備的動機 |
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投機的動機 |
投機的需要(L2)
利子率が減少
→
投機的需要が増加 |
一方、新古典学派は、人々が貨幣を保有する動機を「取引的動機」、「予備的動機」の2つの要因からなるとして、貨幣需要は取引需要(L1)のみで成り立っていると考えました。
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(新古典学派) 貨幣保有の動機 |
取引的動機 |
取引需要(L1)
国民所得が増加
→
取引需要が増加 |
⇒
貨幣需要 |
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予備的動機 |
≪貨幣市場の均衡≫
貨幣市場は、貨幣供給と利子率の関係を示す貨幣供給曲線と、貨幣需要と利子率の関係を示す貨幣需要曲線の交点で均衡しています。
貨幣市場の均衡は、「実質貨幣供給量M/P=貨幣需要量L」で表されます。
参考
: 貨幣供給
(2006年2月更新)
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