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無限等比級数の和の公式を利用すると、信用創造によって預金が「いくらに増えるのか」、または「何倍に膨らむのか」という計算が簡単にできます。

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無限等比級数の和の公式
S=合計(預金総額) a=初項(最初の預金)
r=公比(貸出率) 1−r=法定準備率
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≪最初の預金÷法定準備率≫
最初の預金(本源的預金)を法定準備率で割ると、最初の預金が何円に増えるか計算できます。
最初の預金が100円で、法定準備率が10%であれば、預金総額は
100÷0.1=1000円
に増えることがわかります。
ただし、預金の増加額(信用創造額)は、預金総額1000円から最初の預金100円を差し引いた900円(1000円−100円=900円)となります。
≪1÷法定準備率≫
最初の預金(本源的預金)を1として法定準備率で割ると、最初の預金が何倍に膨らむか計算できます。
最初の預金100円、法定準備率10%であれば、1÷0.1=10倍に膨らむことがわかります。
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最初の預金÷法定準備率=○円
(最大いくらに増えるか) 1÷法定準備率=○倍
(最大何倍に増えるか) |
これは、貨幣乗数を計算するものです。貨幣乗数とは、日本銀行が供給する貨幣が、信用創造によって何倍に増えるかを表した数値です。
貨幣乗数がわかると、民間(企業や家計)が銀行に預けた最初の預金から、銀行全体の預金残高がいくら増えるかがわかります。これをマクロ的に考えると、政府(日本銀行)が貨幣の供給を1単位増加させると、社会全体では貨幣がどのくらい増えるかがわかります。
※上記の計算式では、「現金預金比率をゼロ」と仮定しています。現金預金比率がゼロとは、民間(企業や家計)が現金を一切所有せずに、100%預金している状態をいいます。
参考
: 信用創造
参考
: 貨幣乗数
(2006年2月更新)
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