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ケインズモデル

英語 : Keynesian model (ケインジアン・モデル)

 ケインズモデルとは、「総需要の大きさに合わせて、総供給の大きさが決まる」と考える所得決定理論のことをいいます。

 ケインズモデルは、ケインズ需要サイドを重視する理論を展開していることから、需要重視モデルと呼ばれています。また、経済完全雇用水準での均衡に対して「不均衡な状態にある短期」を想定していることから、短期均衡モデルとも呼ばれています(参考:短期長期の概念)。

 ケインズは、「市場では、価格メカニズムが働かない(価格が硬直的で下がらない)」と想定しています。企業はやむなく減産を強いられ、その結果、失業者が増加して不景気に陥ります。

 ケインズ学派は、完全雇用水準の国民所得を実現させるには、経済政策で不足する需要を増やす必要があると主張します。

≪市場の分析≫

 ケインズモデルでは、貨幣が「財市場や労働市場の活動」と密接に関連していると考えるため、財市場労働市場貨幣市場の3つの市場を分析します。

≪グラフ分析≫

 ケインズモデルには、45度線分析IS-LM分析AD-AS分析という3つの分析方法があります。

財市場

45度線分析

IS曲線

IS-LM分析

AD曲線

AD-AS分析

貨幣市場

 

LM曲線

労働市場

 

AS曲線

 これらのグラフから、国民所得の水準を求めて、完全雇用国民所得とのギャップの大きさを分析し、完全雇用を実現するために必要な経済政策を検討します。

 参考 : ケインズ経済学

 参考 : ケインズ政策

(2006年2月更新)

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