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需給ギャップ (じゅきゅうぎゃっぷ)

英語 : Gap of supply and demand (ギャップ・オブ・サプライ・アンド・ディマンド)

 需給ギャップとは、総需要総供給との乖離(かいり)のことをいいます。乖離とは「どれだけ離れているか」という意味です。

 価格メカニズムがうまく働かないと、需給ギャップが生じます。

≪インフレとデフレ≫ 

 総需要量(消費)が総供給量(生産)を上回った場合の差をインフレギャップといいます。この状態では、生産が追いつかず、供給不足(品不足)となり、物価が上昇するインフレ現象を生み出します。逆に、総供給量(生産)が総需要量(消費)を上回った場合の差をデフレギャップといいます。この状態では、売れ残りが生じ、超過供給需要不足)となり、物価が下落するデフレ現象を生み出します。

 需給ギャップは、社会全体の商品(総供給量)に対して、市中に出まわる通貨量(総需要量)にアンバランスが生じている状態です。市場に必要以上にお金が供給されると、物価が高騰するインフレ現象を起こします。逆に、市場に供給されるお金が不足すると、物価が下落するデフレ現象を起こします。

 

需給関係

通貨量

物価

インフレギャップ

総需要量>総供給量

超過需要

品不足=供給不足

増加

貨幣価値が下がる

継続的に上がる

インフレ現象を生む

デフレギャップ

総供給量>総需要量

超過供給

売れ残り=需要不足

減少

貨幣価値が上がる

継続的に下がる

デフレ現象を生む

≪金融調整≫

 インフレ現象もデフレ現象も、経済活動を衰退させてしまいます。そのため、日本銀行では、極端なインフレやデフレが起こらないように、マネーサプライ(通貨供給量)が常に適量となるように調整しています。

 好景気好況)のときには、世の中のお金の量(通貨量)を減少させて買い手(需要量)を減らし、需要量と供給量を均衡させて物価の安定を図ります。

 一方、不景気不況)のときには、世の中のお金の量(通貨量)を増加させて買い手(需要量)を増やし、需要量と供給量を均衡させて物価の安定を図ります。

 参考 : インフレギャップ

 参考 : デフレギャップ

(2006年2月更新)

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