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貨幣市場とは、貨幣を取引する市場のことをいいます。

貨幣市場では、日本銀行が貨幣を供給し、経済主体(家計、企業、政府)が貨幣を需要します。
≪貨幣市場の分析≫
ケインズモデルでは、財市場、労働市場、貨幣市場の3つの市場を分析しますが、新古典派モデルでは、財市場、労働市場の2つの市場を分析します。
新古典学派は、貨幣は財市場の均衡(国民所得の決定)に影響を与えないと考えるため、貨幣市場の分析は行いません。

≪貨幣市場の均衡≫
貨幣市場の均衡では、貨幣需要=貨幣供給のところに均衡貨幣量と均衡利子率が決まります。

貨幣市場の均衡(貨幣供給=貨幣需要)を物価変動の影響を除いた実質で考えると、貨幣供給はマネーサプライ(M)のことですので、「M/P(定数)=貨幣需要(L)」となります。したがって、貨幣市場の均衡条件はM/P=Lで、利子率は貨幣市場が均衡するところ(M/P=L)に決まります。
M/Pとは、マネーサプライM(名目貨幣供給量)を物価Pで割ったもので、実質貨幣供給量のことを表します。一方、貨幣需要(L)は、実質貨幣需要量のことを表します。

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財市場の均衡 |
総需要=総供給
(投資=貯蓄) |
均衡生産量(国民所得)と価格が決まる |
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貨幣市場の均衡 |
貨幣需要=貨幣供給 |
均衡貨幣量と均衡利子率が決まる
※新古典学派では貨幣市場は分析しません |
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労働市場の均衡 |
労働需要=労働供給 |
均衡雇用量と賃金率が決まる |
≪貨幣市場のグラフ分析≫
貨幣市場は、貨幣供給と利子率の関係を示す貨幣供給曲線と、貨幣需要と利子率の関係を示す貨幣需要曲線の交点で均衡しています。
(注)説明をやさしくするために、図には直線を表示しています。なお、直線は、曲線の一種です。
(2006年1月更新)
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