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金融大学金融用語辞典 > シャドーバンキング
    
   
シャドーバンキング
shadow banking 【 シャドー・バンキング 】
            
  
      
シャドーバンキングってなあに?
     
シャドーバンキング」とは、銀行以外の金融業態が行う金融取引の総称のことで、「影の銀行」ともいいます。
   
通常の銀行は、金融監督当局の規制のもとで、お金の余っている「黒字主体」と、お金の不足している「赤字主体」の間を仲介する金融取引を行っています。
   
一方、銀行以外の金融業態(証券会社、投資銀行、ヘッジファンド、資産運用会社など)も、銀行と類似した金融取引を行っています。これらをひとまとめにして、「シャドーバンキング」と呼んでいます。
     
     
また、シャドーバンキングを活用した手法や仕組みのことを「シャドーバンキング・システム」(shadow banking system)といいます。
      
シャドーバンキングの特徴
     
シャドーバンキングは、通常の銀行業務とは異なり、多種多様な金融サービスを行っています。そのため、銀行の金融取引を補完する役割があります。
     
一方、シャドーバンキングの仕組みは、多種多様でその変化も早いことから、複雑不透明高リスクな点が懸念されています。
      
規制や監視を強化
     
シャドーバンキングは、米国で発展したシステムですが、サブプライムローン問題に端を発した金融危機の原因と考えられています。
     
そのため、国際的にも、シャドーバンキングに対して規制や監視を強化する必要性が高まっています。
     
2010 年 ソウル・サミットで、G20 首脳がFSB(金融安定理事会) に、シャドーバンキングの監視・規制強化の提言を要請
2011 年 FSB が「監視と規制の強化」を提言し、これをカンヌ・サミットで承認
2013 年 サンクトペテルブルク・サミットで、シャドーバンキングの監視や規制に向けた作業工程に合意
           参考:日銀レビュー シャドーバンキングの現状
           (http://www.boj.or.jp/research/wps_rev/rev_2015/data/rev15j10.pdf)
      
シャドーバンキングの規模
     
シャドーバンキングは、顧客のニーズが強く、その経済規模はとても巨大です。
   
しかし、どこからどこまでをシャドーバンキングとするのか、その定義が曖昧である上、
データが整っていない国もあり、その実態を把握するのは困難です。
     
【参考記事】
     
「シャドーバンキング(影の銀行)の規模が世界全体で昨年5兆ドル(約550兆円)拡大して約75兆ドルに達した。……シャドーバンキングが最も急激に拡大した国はアルゼンチンと中国で、それぞれ50%と30%強の伸びを示した。世界のシャドーバンキングにおける国別シェアは米国が昨年33%と、2007年の41%から低下。一方、中国は1%から4%に上昇した。」
(2014/10/31、ブルームバーグ)
「中国社会科学院金融研究所がこのほど公表した「中国金融監管報告(2014)」で、中国のシャドーバンキングの規模が約27兆元(約443兆円)に達し、銀行業全体の資産の19%を占めている現状が明らかになった。……中国のシャドーバンキング(影の銀行)業界の貸出残高は2013年末時点で312兆元(約587兆円)、不良債権比率は4.4%に上ったもようだ。」
(2014/05/14、FOCUS-ASIA)
「韓国で「影の銀行(シャドーバンキング)」と呼ばれる銀行以外の金融機関の資産規模が5年で2倍に急増したことが5日、分かった。世界の金融監督当局でつくる金融安定理事会(FSB)や韓国の金融投資業界などによると、韓国でシャドーバンキングに分類される金融機関の資産規模は2013年時点で1兆4780億ドル(約178兆円)だった。韓国の国内総生産(GDP、1兆3045億ドル)の113.4%にあたる。」
(2015/01/05、ソウル聯合ニュース)
      
    
  
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