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国民経済計算(93SNAの導入)

 一国の経済規模やその活動状況を集計する方法を国民経済計算(SNA)といいます。

 これまで日本では、1968年に国際連合統計委員会で採択された68SNAを1978年8月から導入してきました。しかし、経済社会をとりまくさまざまな環境が進展したことにより、1993年に国際連合統計委員会で新たに93SNAが採択されました。日本では、2000年10月から93SNAを導入しています。

 68SNAでは、日本の国民が産み出した財・サービス付加価値の合計である国民総生産(GNP)が一国の経済規模を捉える指標として使われていましたが、93SNAでは、国民総生産にかえて、国民総所得(GNI)を新たに導入しました。

 国民総所得(GNI)は、これまで使っていた国民総生産(GNP)にかわる新しい名称で、生産の大きさではなく、所得の大きさを捉える、という意味があります。

 また、一国の経済規模を捉える指標には、日本の領土内で産み出された財・サービスの付加価値の合計である国内総生産(GDP)を使用することになりました。

      

       

 しかし、68SNAで長い間使われていた国民所得という言葉は、今も定着しています。国民経済計算では、今も、国全体の経済規模を表す総称として「国民所得」が使われています。

(2006年1月更新)

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