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キングストン合意

                         

1976年、キングストンでIMFの暫定委員会が開かれる

変動相場制の正式承認を含む、IMFの第2次協定改正を決定

金が廃貨となる

                

主要先進国は、1973年には変動相場制に移行しました。
1976年1月、ジャマイカのキングストンで、IMFの暫定委員会が開かれ、変動相場制の正式承認を含む、IMFの第2次協定改正を決定しました。ここで金の廃貨が決まりました。この制度は、1978年4月1日に発効となりました。これをキングストン合意といいます。

変動相場制とは、外国為替市場で取引される為替レート(通貨の交換比率)を、一定比率に固定せず、市場での需要と供給により自由に変動させる制度です。フロート制ともいいます。

変動相場制
(フロート制)

為替レート(通貨の交換比率)を
市場での需要と供給により自由に変動させる

変動相場制には、国際収支の不均衡を自動的に調整させる機能があると考えられました。

例えば、貿易収支が赤字に行き過ぎると、ドル買い需要が増えて円安・ドル高に推移します。その結果、輸出が増え、輸入が減り、貿易収支の赤字は解消されるというものです。 逆に、貿易収支が黒字になれば、ドル売り需要が増えて円高・ドル安に推移します。その結果、輸出が減り、輸入が増えて、貿易収支の黒字は解消されると考えられました。

しかし、資本取引が活発になり、金利差が相場に大きく影響を与える局面などでは、為替レートは必ずしも経常収支を均衡させる水準に決まらず、まったくかけ離れた水準で推移する期間が続きました。

現在の変動相場制は、市場で通貨の交換レートを決めますが、中央銀行が市場介入による為替レート操作を行う場合もあるため、完全に自由なフロート制ではありません。
変動相場制は現在でも機能している制度ですが、1973年以来順調に進んできたわけではありません。

各国の貿易収支不均衡の問題をはじめ、多くの課題に直面していますが、協調介入や各国のマクロ経済の政策協調などで対応し、何度も崩れかけそうになったこの新しい通貨システムを支えています。

変 動 相 場 制 ( 1 9 7 3 年 〜 )

キングストン合意
1978年4月発効

変動相場制の正式承認を含む
IMFの第2次協定改正を決定

金が廃貨となる

参考 : 国際通貨制度  金本位制  ブレトンウッズ体制  スミソニアン体制  国際通貨基金(IMF) 
           
国際復興開発銀行(IBRD:世界銀行)

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