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キャッシュフロー計算書の作成方法には、直接法と間接法があります。営業活動キャッシュフローのお金の動きの捉え方が異なるだけで、投資活動キャッシュフロー、財務活動キャッシュフローの記載方法は同じです。
≪営業活動キャッシュフローの作成≫
営業活動キャッシュフローの作成方法には、直接法と間接法があります。どちらの方法を採用しても、算出される金額は同じになりますが、選んだ作成方法は毎期継続しなければなりません。多くの企業は「間接法」を採用しています。
直接法、間接法の表示で異なるのは、営業活動キャッシュフローの「小計」より上の部分だけです。ここには、会社の本業による利益が記載されます。
したがって、以下の説明で算出される金額は、営業活動キャッシュフローにおける「小計」の金額ということになります。
◆直接法
直接法は、実際のお金の動き(収入と支出の総額)を主要な取引ごとに集計し、表示する方法です。
◆間接法
間接法は、損益計算書と貸借対照表を利用して、お金の流れを逆算し、表示する方法です。税引前当期純利益を調整して、間接的にお金の純増減額を導き出します。
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間接法 税引前当期純利益 ±
損益計算書の調整項目 ±
貸借対照表の調整項目 |
調整を行うのは、(1)投資活動キャッシュフローや財務活動キャッシュフローに表示される項目 (2)お金の増減を伴わない項目(減価償却費など) (3)計上されるタイミング(損益計算書は発生時点、キャッシュフロー計算書は現金の回収・支払時点)の修正が必要な項目(売上債権、仕入債務、棚卸資産など) です。
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税引前 当期純利益
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±
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投資活動、財務活動に表示される項目
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=
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営業活動キャッシュフロー計算書
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お金の増減を伴わない項目(減価償却費など)
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損益計算書に発生時点で計上されている項目 (売上債権、仕入債務、棚卸資産など)
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≪キャッシュの範囲≫
キャッシュフロー計算書では、「現金及び現金同等物」をキャッシュとしています。現金とは、手もとの現金と、要求払預金(いつでも引き出せる預金)のことです。現金同等物とは、あまり価値が変わらず、簡単に現金化できる、短期的な預金のことです。
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キ ャ ッ シ ュ
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現 金
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手許現金
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要求払預金
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当座預金、普通預金、通知預金など
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現金同等物
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簡単に換金できる 価値変動が少ない 短期的な投資
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3カ月以内の定期預金、譲渡性預金、 コマーシャルペーパー、公社債投資信託、 売戻し条件付現先など
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≪連結キャッシュフロー計算書の作成≫
2003年3月期決算から、財務諸表の作成は連結ベースで行われます。連結財務諸表により、グループ全体の経営実態が明らかになります。
連結財務諸表とは、企業グループ全体を1つの組織と考えて、複数の企業を連結させた財務諸表(経営成績や財政状態など)を作成する決算の方法をいいます。
連結の範囲は、議決権の過半数を有するかどうか(持株基準)、実質的な支配関係を有するかどうか(支配力基準)、財務・営業方針に関する影響力を有するかどうか(影響力基準)、などの方法で判断します。
◆原則法と簡便法
連結キャッシュフロー計算書の作成方法には、原則法と簡便法があります。
原則法は、連結される会社が、それぞれ個別にキャッシュフロー計算書を作成し、それを合算することによって連結キャッシュフロー計算書を作成する方法です。
簡便法は、連結される会社の個別財務諸表から連結財務諸表を作成し、連結キャッシュフロー計算書を作成する方法です。
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原則法
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個別キャッシュ フロー計算書
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合算
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連結キャッシュフロー計算書
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簡便法
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個別財務諸表
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⇒
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連結財務諸表
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⇒
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個別財務諸表や個別キャッシュフロー計算書を連結させるには、連結グループ内で行われた取引を相殺処理する必要があります。
参考 : キャッシュフロー計算書(1)キャッシュフロー計算書とは何か
(2)キャッシュフロー計算書の3つの区分
(4)フリーキャッシュフロー (5)キャッシュフロー経営
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