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インパクトローン(3)実質金利の計算

                         

借入時にはTTBレートをベースに、返済時にはTTSレートをベースに、外貨と円貨の交換を行う

                

インパクトローンは、外貨の借入時と返済時に、外貨と円貨の交換が行われます。
借入時には、銀行がドルを買い、円を売るという交換を行います。その時のレートは、TTBがベースとなります。
返済時には、銀行がドルを売り、円を買うという交換を行います。その時のレートは、TTSがベースとなります。
ドル金利の計算は、1年を360日ベースで行いますが、円での実質金利は、365日ベースで行います。
インパクトローンの利息計算は、日数片落し、利息後取りが原則となっています。

(例)
外貨元本(借入額)1万ドル、借入期間180日のときの実質金利を計算しなさい。

  外貨金利=10%p.a. … p.a.は、per annumの略で「年率」を示す。
  
借入時の為替レート仲値 $1=101円(TTB=100円)
  
返済時の為替レート仲値 $1=99円(TTS=100円)

(計算)
 
円元本=外貨元本×借入時TTBレート
   
¥1,000,000=$10,000×100(借入時に100万円手にした)

 外貨元利合計=外貨元本×(1+外貨金利×借入日数÷360)
   
$10,500=$10,000×(1+0.1×180÷360)

 円元利合計=外貨元利合計×返済時TTSレート
   
¥1,050,000=$10,500×100

 実質利回り=(円元利合計−円元本)÷円元本×365÷借入日数
   
0.10138=(¥1,050,000−¥1,000,000)÷1,000,000×365÷180

(解答) 10.138%p.a.    

利息の計算は、日本円は、通常365日ベースで、米ドルは360日で計算します。

1年を360日として
計算する国

米国、カナダ、オーストラリア、ドイツ
フランス、スペイン、スイス等

1年を365日として
計算する国

日本、イングランド、ホンコン、台湾
タイ、マレーシア等

参考 : インパクトローン(1)インパクトローンとは何か  (2)為替相場の変動

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