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外貨預金(2)外国為替手数料

                         

TTSレート(電信売り相場)…仲値に1円上乗せしたレート

TTBレート(電信買い相場)…仲値から1円差し引いたレート

                

外貨預金は、表面上見えないところで手数料を払っています。為替レートに外国為替手数料が含まれているのです。米ドルの場合は、預け入れ時に1円、払い戻し時に1円、合計2円の為替手数料を負担することになります。

≪TTSレート≫

TTSレート(電信売り相場)は、仲値に1円上乗せしたレートです。
外貨預金を始めるときには、顧客は、円を売って外貨を買います。これは、銀行側から見ると、円を買って外貨を売ることになります。この時に適用されるレートがTTSレート(テレグラフィック・トランスファー・セリング・レート)です。
TTSレートは、外国為替の支払いと代り金の受け入れの間に、立替期間がない場合に適用されます。また、顧客からの仕向け電信送金や、インパクトローンの期日決済の取引に適用されます。

≪TTBレート≫

TTBレート(電信買い相場)は、仲値から1円差し引いたレートです。
外貨預金を円に替えるときには、顧客は、外貨を売って円を買います。これは、銀行側から見ると、円を売って外貨を買うことになります。この時に適用されるレートがTTB(テレグラフィック・トランスファー・バイイング・レート)です。
TTBレートは、外国為替の受取りと代り金の支払いの間に、立替期間がない場合に適用されます。また、送金されてきた外貨を自国通貨に交換する被仕向送金や、取立済の輸出手形の支払いなどに適用されます。

≪仲値≫

仲値は、対顧客取引の基準となるレートです。公示相場とも呼びます。1990年9月から、各銀行が独自に仲値を設定できるようになりました。TTM(テレグラフィック・トランスファー・ミドル・レート)ともいいます。

参考 : 仲値

TTSレート
電信売り相場

仲値+1円

顧客…円を売って外貨を買う

銀行…外貨を売って円を買う

TTBレート
電信買い相場

仲値−1円

顧客…外貨を売って円を買う

銀行…円を売って外貨を買う

今、外国為替相場の仲値が$1=100円であるとします。1ドルの外貨預金を行うには、TTSが1ドル=101円ですから、101円必要です。仮に、満期日の為替相場が同じであったとすると、TTBは、1ドル=99円ですから、99円しか戻ってきません。円貨元本101円が99円になってしまいます。1ドルに付き2円が手数料として消えてしまったのです。

預入期間が短ければ手数料は大きな負担となります。手数料の大きさを$1=100円で換算すると、年率2%(2÷100=0.02)の金利に相当します。期間が1ヶ月であれば、年率24%(2X12ヶ月÷100=0.24)の金利負担にも及びます。

参考 : 外貨預金(1)外貨預金とは何か  (3)実質利回り

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