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荷為替手形は、為替手形に船荷証券などの船積書類を添付したものです。
ニューヨークの輸入業者(買い手)が、東京の輸出業者(売り手)から、カメラを輸入するとします。輸入業者(買い手)は、港で船会社から荷物を受け取り、代金を支払います。お金は、コルレス銀行に置いてある、日本の銀行の勘定に入金します。
しかし、この方法では、輸出業者(売り手)がお金を受け取るのに、銀行に船荷証券を持ち込んでから2週間以上かかってしまいます。そこで、荷為替手形を銀行が買い取ることにより、輸出業者の代金回収を早める方法が考えられました。それを、ネゴシエーション(荷為替手形の買取り)といいます。
ネゴシエーション(荷為替手形の買取り)は、船荷証券(荷物の引換証)という物的担保と、手形遡及権(てがたそきゅうけん)という人的担保が、取引を安全なものにしています。手形遡及権とは、手形の支払人(買い手)がお金を支払わない場合に、振出人(売り手)に請求できる権利です。
しかし、荷為替手形を買い取る銀行は、これだけでは安心できません。そこで輸入地の信用のある銀行に、支払いを確約する書状を発行させました。これが荷為替信用状です。荷為替手形に信用状が加わることで、銀行は、安心して荷為替手形の買取りに応じられます。
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ネゴシエーションにおける銀行の安心材料 |
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船荷証券
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物的担保
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手形遡及権
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人的担保
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荷為替信用状
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支払いを確約する書状 (輸入地の信用ある銀行が発行)
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荷為替信用状は、輸入業者(買い手)に代わって、輸入地の信用のある銀行が、荷為替手形の支払い・引き受けを確約した書状です。輸入地の銀行の支払保証のようなものですが、銀行保証と違って、買い手に代わって代金の支払いをしてくれる確約書です。
この仕組みは、19世紀後半にイギリスのマーチャントバンカーによって考案されたものだと言われています。荷為替信用状により、貿易は安全な取引となりました。
参考 : 船荷証券
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