|
日歩は、お金を借りるときの利息です。逆日歩は、株を借りるときの借り賃(品貸料)です。
≪日歩(ひぶ)≫
買い方は、取引に必要な資金を借りるため、金利を支払います。一方、売り方は、証券会社に預託してある株式の売付代金を、空買い注文の融資に充てることができるので、金利を受取れます。この金利を、「日歩」といいます。
|
日歩 お金の借り賃 |
買い方→日歩を支払う |
|
売り方→日歩を受取る |
≪逆日歩(ぎゃくひぶ)≫
売りの注文(貸株数)が買いの注文(融資)を上回ると、株が不足します。そのため証券会社は、証券金融会社から株を調達します。さらに証券金融会社内で株が不足した場合、証券金融会社は外部から株を調達します。このときに発生する株の調達費用(品貸料)を、「逆日歩」といいます。
|
顧客 |
売り注文 |
証券会社 |
株を調達 |
証券金融会社 |
株を調達 |
外部 |
|
→ |
→ |
→ |
|
← |
← |
← |
|
逆日歩 |
逆日歩 |
逆日歩 |
逆日歩は、品貸料が発生した銘柄の売り方全員が負担します。一方、品貸料が発生した銘柄の買い方は、証券会社に預託してある自己保有株式を、空売り注文の貸し株に充てることができるので、売り方から逆日歩を受取れます。
|
逆日歩 株の借り賃 |
売り方→逆日歩を支払う |
|
買い方→逆日歩を受取る |
◆補足
これまで、証券金融会社は貸株料を無料としていましたが、空売り規制の導入により、2002年5月7日約定分から貸借取引貸株料を徴収することになりました。しかし、これは逆日歩のように買い手に支払われるお金ではありません。
参考 : 信用取引(1)信用取引とは何か (2)信用取引の決済 (3)信用取引のコストと収益 (4)委託保証金
(6)権利処理 (7)信用取引の種類と銘柄 (8)貸借取引 (9)信用取引の利用法
(10)信用取引残高の見方
(11)信用取引の規制 (12)空売り規制
|