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物価が継続的に上がり、貨幣価値が下がっていく現象をインフレーションといいます。逆に、物価が継続的に下がり、貨幣価値が上がっていく現象をデフレーションといいます。
また、デフレーションを抜けたがインフレーションになっていない状態をリフレーションといい、インフレーションは抜けたがデフレーションになっていない状態をディスインフレーションといいます。
参考 : インフレーション デフレーション
≪需要量と供給量のバランス≫
理想的な経済状態とは、私たちの暮らしに必要なモノが過不足なく生産されて、すべて消費されるような経済活動の状態です。このとき、市場では需要と供給がバランスよくつりあっています。
モノの値段は、買いたいという需要量と売りたいという供給量の力関係で決まります。買い手の方が多ければモノの値段は上がり、需要量が減り、供給量が増えます。逆に、売り手の方が多ければモノの値段は下がり、需要量が増え、供給量が減ります。
需要量と供給量は自動的に均衡に向かいます。これを価格メカニズムと呼んでいます。
◆需給の不均衡
価格メカニズムがうまく働かない場合には、総需要と総供給に差が生じます。これを需給ギャップといいます。需給ギャップが解消されない状態が続くと、インフレやデフレが生じます。
総需要が総供給を上回った場合の差をインフレ・ギャップと呼んでいます。この状態では、生産が追いつかず、供給不足(品不足)となり、物価が上昇するインフレ現象を生み出します。
逆に、総供給が総需要を上回った場合の差をデフレ・ギャップと呼んでいます。この状態では、売れ残りが生じ、供給過剰(需要不足)となり、物価が下落するデフレ現象を生み出します。
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インフレギャップ 総需要>総供給 超過需要(品不足=供給不足)
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通貨量の増加
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物価が継続的に上がる 貨幣価値が下がる |
インフレ |
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デフレギャップ 総供給>総需要 超過供給(売れ残り=需要不足)
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通貨量の減少
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物価が継続的に下がる 貨幣価値が上がる |
デフレ |
◆金融調整
需給ギャップは、世の中に出回っている商品(供給量)に対して、通貨量(需要量)にアンバランスが生じている状態です。市場に必要以上にお金が供給されると、物価が高騰するインフレ現象を起こします。逆に、市場に供給されるお金が不足すると、物価が下落するデフレ現象を起こします。
どちらの現象も、経済活動を衰退させてしまいます。そのため、日本銀行では、市中に出回る通貨量が常に適量となるように調整し、極端なインフレやデフレが起こらないように通貨供給量の動向を監視しています。
景気が過熱ぎみのときには、世の中のお金の量(通貨量)を減少させて買い手(需要量)を減らし、需要量と供給量を均衡させて物価の安定を図ります。
不景気の時には、世の中のお金の量(通貨量)を増加させて買い手(需要量)を増やし、需要量と供給量を均衡させて物価の安定を図ります。
参考 : 金融政策(1)金融政策とは何か 金融政策(2)金融政策の3つの手段 マネーサプライ(通貨供給量)
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