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金利には、(1)規制金利、(2)自由金利、の2種類があります。
≪規制金利と自由金利≫
規制金利とは、財務省(旧大蔵省)、日本銀行などの政府が決定する金利のことをいいます。規制金利の代表は公定歩合です。公定歩合は、日本銀行が民間銀行にお金を貸し出すときの金利です。
一方、自由金利とは、市場の需給関係で決定される金利のことをいいます。
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金利 |
規制金利 |
政府が決定する金利 ⇒公定歩合 |
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自由金利 |
市場の需給関係で決定される金利 |
日本の金利は、これまで、規制金利を中心に決められてきましたが、1994(平成6)年以降は金融の自由化が進められ、自由金利を中心に金利が決定されるようになってきています。
◆自由金利の決定
自由金利は、お金に対する需要と供給の大きさで決まります。お金を借りる人が貸す人より増えると、貸し出すお金が足りなくなり、金利は上がります。逆に、お金を貸す人が借りる人より増えると、お金が余り、金利は下がります。
お金をどのような金融資産(現金、預貯金、債券など)で保有するかは、金利の水準で決まってきます。金利が高ければ、お金を現金で保有せずに、預貯金しておく人が増えます。逆に、金利が低ければ、お金を現金で保有して、モノの購入に充てる人が増えます。
給与などの所得を現金で保有するのは、モノ(財)やサービスを購入する予定があるからです。お金をすぐに使う予定がなければ、利子の付く金融資産で運用します。
お金は、金利の高低により、現金と利子の付く金融資産(預貯金、債券など)の間を行き来しています。
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お金を借りる人が増える |
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金利上昇 |
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現金で保有しない(預貯金が増える) |
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お金を貸す人が増える |
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金利下降 |
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現金で保有する(モノを購入する) |
◆上限規制(時限措置)
日本銀行では、2002(平成14)年4月から2003(平成15)年3月末まで、金融機関の普通預金金利に上限を設ける金利規制を行いました。これは、ペイオフ凍結解除の影響で、信用力の低い金融機関が顧客や預金を集める目的で、普通預金の金利を無理に高く設定する可能性があると判断されたためです。
ペイオフの全面解禁が2005(平成17)年4月まで先送りされたため、2003(平成15)年2月14日の政策委員会・金融政策決定会合で、上限規制の期限を2年延長し、2005年3月末までとすることが決められました。
参考 : 金利(1)金利と年利 (3)金利と景気 (4)金融資産と金利
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