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金属貨幣は、金、銀、銅などの金属で作られた貨幣です。
布、米、家畜、穀物などの商品貨幣は持ち運びが不便であったため、持ち運びに便利で壊れにくい金属貨幣が利用されるようになりました。
金属貨幣は、秤量貨幣(ひょうりょうかへい)と鋳造貨幣(ちゅうぞうかへい)に分けることができます。
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物品貨幣(自然貨幣、商品貨幣)…持ち運びが不便だった
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金属貨幣
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秤量貨幣 …
金属を重さで量って貨幣として使用
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鋳造貨幣(計数貨幣) …
金属を溶かし型に流してつくった貨幣
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≪秤量貨幣(ひょうりょうかへい)≫
まず、商品貨幣としての性質を残す秤量貨幣が使われました。秤量貨幣は、金属を重さで量って貨幣として使用したものです。そのため、貫(かん)や匁(もんめ)などの重さが、単位として使われました。金属の価値と貨幣の金額が等しい貨幣です。
≪鋳造貨幣(ちゅうぞうかへい)≫
やがて、金属を溶かし型に流してつくった鋳造貨幣が使われるようになりました。鋳造貨幣は、金貨の価値とは関係なく、信用貨幣(しんようかへい)としての性質を持っていました。
※信用貨幣とは、管理通貨制度の下で発行される、金貨との交換を保証しない貨幣のことです。国の信用で流通するお金なので、信用貨幣といいます。
鋳造貨幣は、額面を表示するところから計数貨幣(けいすうかへい)と呼ばれています。計数貨幣とは、一定の形状をもち、一定の品位と重量を刻印で保証した通貨です。江戸時代に発行された、大判や小判などがこれにあたります。
◆日本最古の鋳造貨幣
これまで、日本最古の鋳造貨幣は、8世紀初頭に生まれた「和同開珎(わどうかいちん)」とされていました。しかし、奈良県の飛鳥池(あすかいけ)遺跡から、7世紀後半のものと推測される「富本銭(ふほんせん)」が発見され、話題を呼んでいます。
※和同開珎の読み方には、「わどうかいちん」と「わどうかいほう」の2通りの説があります。
参考 : 貨幣(1)物々交換から物品貨幣へ (3)兌換紙幣から不換紙幣へ (4)お金の役割
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