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≪物々交換≫
古代、まだお金が存在しなかった時代には、人々は物々交換で品物のやりとりをしていました。物々交換とは、自分が所有する品物と、他人が所有する品物とをお互いに取りかえることです。人類にとって、はじめて行われた経済取引だと考えられています。
しかし、物々交換は、あまり便利な方法ではありませんでした。交換する品物が偶然に同じ価値であればよいのですが、あまりにもその価値が離れていると交換が成り立ちません。また、交換したい商品がうまく合う人を見つけるのも大変でした。そこで、交換できる共通の物として生まれたのが「貨幣」です。
≪物品貨幣≫
時の経過とともに腐ってしまう食べ物や壊れやすい消耗品などは、通貨として不都合です。そこで、当初は、貝殻・石・布・米などが通貨として使われました。これを、物品貨幣といいます。
物品貨幣は、貨幣の素材によって、自然貨幣と商品貨幣に分けられます。
◆自然貨幣
まず、貝殻・石・骨などの、自然のものを素材とした貨幣が使われるようになりました。これを、自然貨幣といいます。自然貨幣は、宗教や呪術を背景としたものでした。貨幣そのものに価値はなく、通貨として使うには無理がありました。
◆商品貨幣
つぎに、布・米・家畜・穀物などが貨幣として使われるようになりました。商品そのものを貨幣として使ったため、商品貨幣と呼ばれています。
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物品貨幣
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自然貨幣 …
貝殻、石、骨など
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商品貨幣 …
布、米、家畜、穀物など
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↓
金属貨幣(金貨、銀貨、銅貨など)へ |
しかし、商品貨幣は持ち運びが不便であったことから、金属貨幣(金貨、銀貨、銅貨など)へと移行していきます。
※ここでは物品貨幣と金属貨幣を分けて説明していますが、金属貨幣も物品貨幣に含むとする考えもあります。
参考 : 貨幣(2)金属貨幣 (3)兌換紙幣から不換紙幣へ (4)お金の役割
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