FAAフィナンシャル・アーティスト・アカデミー株式会社
          
Financial Artist Academy 
                                                                        

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  よくわかる!金融用語辞典  ◆経済ニュース

金融大学

講師 :有馬秀次

金融概論   金融学習地図

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旅をするのに地図があると便利ですね。金融の世界は、とても広大で奥深いところです。もちろん、地図がなくても金融の世界を旅することは可能です。けれども、目的地まで最短距離で進みたい、好きなルートを通って有意義な旅を楽しみたい、世界中くまなく探検したい…そう考えたとき、金融にも地図が必要になってくるのです。
そこで、金融大学の学習地図をご紹介したいと思います。
金融大学で、どの科目をどのように学んでいったらよいか…みなさんが迷うことなく金融の旅を満喫できるよう、学習の道しるべとしてご用意した講座です。

1.金融とは、「お金の流れ」の話です

お金の余っているところからお金の足りないところへ、お金を融通することを金融といいます。一時的な過不足を調整する目的で行われる、お金の貸し借りです。将来の収入を見返りにお金を融通してもらうシステムで、お金を返せることを前提に行います。
経済の発展には、金融という仕組みは欠かせません。そのため、金融は「経済の潤滑油」と呼ばれています。経済活動を円滑にするのが、金融の役割なのです。

≪3つの視点≫

金融の世界は、大きく3つの視点で眺めることができます。 「社会のお金の流れ」、「金融商品のお金の流れ」、「個別経済主体のお金の流れ」を見る3つの視点です。

(1)社会のお金の流れ

社会全体のお金の流れの仕組みを考える科目です。金融市場の仕組みを理解することを目的にしています。
ここでは、経済活動の結果として起こる、部門間のお金の過不足をどう調整するかが課題です。ここで求めているものは、均衡という「バランス感覚」です。
主要科目に「金融論」があります。金融大学では、「金融取引入門」で扱っています。

(2)金融商品のお金の流れ

金融商品は、お金の流れを構成している素材です。川の流れで言えば、水や土砂にあたります。金融商品の世界では、金融商品の価格がどう決まるかが課題です。ここでは、取引の仕組みとその価格の計算方法を理解します。金融商品の世界の講座は、当方独自の講座体系です。
金融商品は、「現物取引」と「デリバティブ」に分けることができます。

(a)現物取引

現物取引は、お金のやりとりを現在時点で行うものをいいます。現物取引の課題は、「金利」です。金利は、お金をやりとりする場合の「ものさし」です。現物取引の価格を計算する場合には、金利を理解することが前提となるからです。
現物取引は、主に株式取引、為替取引、債券取引の3つに分けられ、「株式取引入門」、「外国為替入門」、「債券取引入門」で扱っています。

(b)デリバティブ

デリバティブは、先物、スワップ、オプション取引の総称で、金融派生商品ともいいます。デリバティブは、将来の損益取引です。予約関連の取引と考えるとわかりやすいと思います。将来の取引ですから、商品の価格を計算するのに予想平均値を使っています。デリバティブの課題は、予想平均値の計算です。予想する技術に、統計学や微積分学、確率の知識が必要になります。
デリバティブは、お金の流れを調整するための強力な道具です。お金の流れを作りかえる技術を「金融工学」と呼んでいます。
デリバティブは、「先物取引入門」、「スワップ取引」、「オプション取引」などで扱っています。

ポートフォリオは、金融資産の組み合わせのことをいいます。投資の方法で、いくつかの金融商品に分散して投資するとリスクを低く抑えられます。ここでは、リスクとリターンのことを考えます。
ポートフォリオは、「証券投資論」で扱います。

(3)個別経済主体のお金の流れ

個別経済主体とは、企業、家計、政府のことです。企業と政府のお金の流れを扱います。

(a)企業のお金の流れ

ここでは、会社の仕組みを学びます。企業価値を如何に高めるかが課題です。

資金の調達と運用の仕方を考えるのが「企業財務論(ファイナンス論)」で、企業の財政状態を記録・報告する方法を教えるのが「会計学」です。

企業財務論は、将来のお金の流れを対象にしています。一方、会計学は、過去のお金の流れを対象にしています。

(b)政府のお金の流れ

国家のお金の流れは、「財政学」で扱います。
「ファイナンス論」は、企業を対象にします。「財政学」は、政府を対象にします。

金  融  の  世  界

社会全体

      

金融市場

金融論

金融商品

現物取引

金利

債券、株式、為替

デリバティブ

予想平均

先物

組合せ投資

ポートフォリオ

個別経済主体

企業

利益の最大化

企業財務論

経営成績の記録・報告

会計学

政府

政策

財政学

2. 経済の世界

経済の世界は、物やサービスの流れのお話です。

社会生活を営むための、交換・取引・売買・消費・生産などの活動のことを経済といいます。経済は、企業、家計、政府の3部門で行われている生産と消費の循環活動です。この活動の橋渡しをしているのがお金です。お金は、企業、家計、政府の間を循環しています。消費と投資という需要と、生産という供給を、どうバランスさせるかが経済の課題です。

経済の世界は、経済学で扱います。

経  済  の  世  界

 

経済学

 

生産消費
交換

 

マクロ経済学

 

ミクロ経済学

 

 

経済学史

  分配の問題 

 

国際経済学

  満足度の最大化

 

日本経済史

 

 

 

産業組織論

      【金融科目一覧】

金  融  の  世  界

視  点

対  象

ポイント

主要科目

関連科目

社会全体の視点 金 融 市 場 均      衡 金融取引入門 金   融   論
金融商品の視点 現 物 取 引 金      利 債券取引入門 国際金融論
外国為替入門
株式取引入門
金利計算入門
デリバティブ 予 想 平 均 先      物 金 融 工 学
微   積   分
統   計   学
ス ワ ッ プ
確   率   論
オ プ シ ョ ン
時系列分析
組合せ投資 ポートフォリオ論 証券投資論
リスク管理

個別経済主体の視点

企      業 利益の最大化 企業財務論 経   営   学
マーケティング
財 務 分 析
経 営 成 績 会   計   学 簿       記
財 務 会 計
管 理 会 計
時 価 会 計
税 務 会 計
政      府 政      策  財   政   学  

経  済  の  世  界

視  点

対  象

ポイント

主要科目

関連科目

物・サービス の流れ

交 換 市 場 需要と供給
分配の方法
経   済   学 マクロ経済学
ミクロ経済学
経 済 学 史
国際経済学
日本経済史
産業組織論

金融大学で何を学ぶか

金融の世界を理解するのに、36科目をすべて学習する必要はありません。各科目の内容が重複しているからです。各科目の違いは、スポットライトの当てかたが違っているだけです。金融という1つの対象を、角度を変えて見ているだけなのです。

何か1つの科目をマスターすると、関連科目を理解するのに要する時間は短縮されていきます。基礎科目を理解してから関連科目を学習すると、スピードアップが望めます。

しかし、学習の順序に王道があるわけではありません。大切なのは、皆さんの興味がどこにあるかです。

            

物・サービスの流れのお話

 

 

 

 

    |

 

 

 

 

 

経済の世界

 

金融市場の仕組みのお話

 

↓↑

 

 

 

 

金融の世界

社 会 全 体

金融商品

 

個 別 部 門

 

      |

 

 

   |

        お金の流れのお話

会社の仕組みのお話

金融取引のお話

             

                 

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