|
━ 景気の見方(政府レポートのダイジェスト) ━
【
1.景気の見方
】
(1)GDP(国内総生産)
GDPは、経済の大きさを表します。日本のGDPは、約500兆円です。
◆参考:よくわかる!金融用語辞典 国内総生産
http://www.findai.com/yogow/w00008.htm
下記の表は、暦年ベースのGDPを実質と名目で一覧表にしたものです。
| 暦年 |
2000 |
2001 |
2002
|
2003
|
2004
|
2005
|
2006
|
|
名目(兆円)
|
503
|
498
|
491
|
490
|
498
|
501
|
507
|
|
実質(兆円)
|
503
|
504
|
505
|
513
|
527
|
537
|
548
|
これをグラフで表示すると、名目GDPは、2002年、2003年と横這いで推移した後、増加を続けています。
実質GDPでは、2002年から2006年まで景気拡大を続けていることがわかります。
◆内閣府「国民所得統計確報」から作成
http://www.esri.cao.go.jp/jp/sna/h17-kaku/17a1_jp.xls
(2)景気変動
日本の景気循環(山と谷)を一覧表にすると、下記のようになります。
| 山 |
谷 |
山 |
谷
|
山 |
谷 |
山 |
| 1991/2 |
1993/10 |
1997/5 |
1999/1 |
2000/11 |
2002/1 |
? |
↓
日本の景気は、2002年1月から拡張期にあります。
◆内閣府「景気基準日付」から作成
http://www.esri.cao.go.jp/jp/stat/di/041112hiduke/041112hiduke.html
◆参考:よくわかる!金融用語辞典 景気
http://www.findai.com/yogo/0068.htm
◆参考:よくわかる!金融用語辞典 景気基準日付
http://www.findai.com/yogo/0224.htm
景気変動を見るのに、景気動向指数(DI)を使います。
詳しくは、内閣府のパンフレットをみてみましょう。
◆(参考)パンフレット「景気動向指数の見方、使い方」(平成18年10月)
http://www.esri.cao.go.jp/jp/stat/di/di.html
◆参考:よくわかる!金融用語辞典 景気動向指数
http://www.findai.com/yogo/0249.htm
1991年から2007年6月までの景気動向指数をグラフにすると、次のようになります。

上記のグラフから、景気循環の山や谷を示す時点が、一致指数の頂点と完全に一致するものではないことがわかります。また、2002年から2007年までのグラフは、景気拡張期のDIの動きを表しています。
このグラフから、景気変動を読みとるのは至難のわざです。内閣府や日本銀行が毎月公表している景気動向の見解を参考にしてみましょう。
このレポートを2001年からダイジェストしてみました。
◆内閣府「月例経済報告関係資料」から作成
http://www5.cao.go.jp/keizai3/getsurei.html
◆日本銀行「金融経済月報」から作成
http://www.boj.or.jp/type/release/teiki/gp/index.htm
【
2.株価の見方
】
株価は、企業業績の動きを反映します。
平均株価と景気は、一致した動き(好景気のときには株価があがり、不景気のときには株価がさがる)をとります。
しかし、株価の波は、景気循環の波と完全に一致するものではありません。
日経平均株価のグラフで確認してみると、2000年4月の20,833円という高値をピークにして、2000年11月(景気の山)には14,301円にまで下がっています。
これは、株価が景気を先取りする形で動いていることを示します。景気の先行きに対する不安感が大きかったことをあらわしています。
一方、2001年9月の9,504円が株価の安値となり、その後、反転するも景気の谷(2002年1月)には9,919円まで下がります。ここで反転していくように見せながら、2003年4月には7,607円まで下落しています。構造改革が進められる中、景気の先行き不安感が増大したためと思われます。
このように景気のサイクルと株価のサイクルには「投資家の心理的動揺が時間的なずれや価格のぶれ」の原因になっていると思われます。
◆日経平均株価データより作成
http://www3.nikkei.co.jp/nkave/data/
|