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金融大学金融用語辞典 > 工業の歩み(産業革命以前の生産様式)
    
   
工業の歩み(産業革命以前の生産様式)
            
    
      
産業革命が起こる前は、どのようにモノを生産していたの?
     
産業革命が起こる以前は、機械を使わない“手工業”で生産していました。その生産様式は、大きく「家内制手工業」、「問屋制手工業」、「工場制手工業」の3つに分けられます。
      
「家内制手工業」とは?
     
家内制手工業」とは、農家が自ら原材料や道具などを調達し、家内において手作業で商品を生産し、販売まで行う生産様式のことです。
   
農業の合間に副業として行われたもので、「農村家内工業」ともいいます。
     
仕入れ・生産・販売などの工程をすべて一貫して行うため、生産効率はよくありませんでした。
      
「問屋制手工業」とは?
     
問屋制手工業」とは、問屋が農家に原材料や道具などを貸し付け、農家が家内において手作業で商品を生産し、出来上がった商品を問屋が買い取るという生産様式のことです。
     
現在の内職(支給された原材料を加工し、賃金を受け取る)に相当するもので、「問屋制家内工業」ともいいます。
     
仕入れや販売は問屋が担う分、農家は生産のみに従事できるため、家内制手工業より生産効率は高まりました。しかし、問屋が一軒一軒、原材料や製品を運び歩くため、輸送中にモノが壊れたり腐ったりすることもありました。
      
「工場制手工業」とは?
     
工場制手工業」とは、資本家が労働者を一か所(工場)に集めて分業による協業を採り入れ、手作業で生産を行うという生産様式のことで、「マニュファクチュア」ともいいます。
     
工業の先進国であったイギリスでは、16世紀半ば頃から18世紀後半頃(産業革命前)に、繊維工業や金属工業などが著しい発展を遂げました。この時期を「本来のマニュファクチュア時代」と呼んでいます。
     
労働者が工場に集まって生産することで、資本家は、原材料や道具、出来上がった商品などを一括管理することができます。また、労働者は、作業工程を分業(協業)できるため、生産効率は問屋制家内工業よりも高まりました。
      
じゃあ、産業革命後は…?
     
動力に“機械”が導入されました。

「工場制手工業(マニュファクチュア)」の後は、「工場制機械工業」が取って代わります。
      
工場制機械工業」とは、資本家が労働者を一か所(工場)に集めて、分業による協業を採り入れ、機械を用いて生産を行う生産様式のことです。「機械制大工業」とか「大工業」ともいいます。
     
これまでの工場制手工業(動力:手)から、工場制機械工業(動力:機械)に進展しました。
新たな動力として、蒸気機関、水力、電気、ジーゼルエンジンなどが使用されるようになりました。
     
工場制機械工業をいち早く導入したのは、18世紀後半のイギリスです。機械の導入によって、生産効率は一気に高まり、工業生産のしくみは大きく変わりました。これを「産業革命」といいます。
   
     
「ギルド」ってなあに?
     
11世紀ごろ、西欧の諸都市では、「ギルド」と呼ばれる職業別組合が結成されていました。
11世紀ごろに「商人ギルド」が成立しましたが、12世紀ごろ、商人の特権独占に不満をもつ職人が「同職ギルド」を成立させ、市政参加を求めて商人ギルドと激しく対立しました。これを「ツンフト闘争」といいます。
   
同職ギルドは、13~14世紀に各都市の実権を握りましたが、近代産業の発展とともに衰退していき、18~19世紀に廃止されました。
     
    
      
まとめ
     
    
      
キーワード
     
家内制手工業
問屋制手工業
工場制手工業
工場制機械工業
ギルド
商人ギルド
同職ギルド
      
    
  
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